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小鹿田焼 坂本工窯 6寸切立鉢 伏せ合わせ刷毛目 hibitoiro

¥5,445税込

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縁に釉薬をあえてかけずに、お皿同士を向かい合わせで重ねて焼き上げる、「伏せ合わせ」に力強い刷毛目を入れた6寸鉢です。
重ね合わせる皿の縁には釉薬を施釉しないため、器のふちの部分に土の素地が見えるのが特徴です。

伏せ合わせの技法では、重ね合わせられた内側は空気が遮断されてしまうため、強い温度で焚き上げなければならず、そのエネルギーが伝わって来るかのような力強さを秘めています。
伏せ合わせは、焼きむらがでる可能性も高いのですが、その分他の器と比べても野性味のある力強い焼き上がりがみられる事が多いのが特徴です。

●大きさ: 直径:180㎜×高さ:約72㎜

【坂本工窯】
坂本工さんは息子さんの創さんとともに作陶されています。
小鹿田焼の窯元の中でも歴史に忠実に古来通りの方法で作陶されていますが、作り出される器はここにしかない小鹿田といってもよい新しさがあります。
伝統と革新との融合がこの上なく格好いい、パッションを感じる器たち。
ぜひ手に取って愛でていただきたい。
器そのものが個性を主張しているのに、どんな食材も受け止める懐の深さ。盛れば生き生きと美味しそうに映えます。
そしてずっしりと重そうに見えますが、手に取られると予想外に軽く感じると思います。技術の成せる業です。

【小鹿焼とは】
大分県日田市の山あいにある小鹿田皿山地区で焼かれる陶器です。この村では川の水音と唐臼の打つ音、野鳥のさえずりがやむことはありません。
西暦1600年頃に朝鮮から連れてこられた陶工により開窯された福岡県小石原焼の兄弟窯のため技法は似ていますが、小鹿田では現在も機械を使いません。
土から手作りで、窯元たちが協力し合って原土を採土し、均等に分けます。その後それぞれの窯元で、川の水を利用した唐臼で2週間ほどかけてつきます。その土を水に浸し何度も濾して作陶できる土にしていきます。
釉薬もそれぞれが自然植物によって自作し、昔ながらの登り窯にて焼かれています。
柳壮悦やバーナード・リーチに大きく評価され、全国的にも有名になりました。
1995年には重要無形文化財に指定されています。
現在は9件ほどの窯元があり、一子相伝で父から子に技術と伝統を守り続けています。
また元来、小鹿田焼きは「小鹿田焼き」というブランドの型があり個人の名前を器に入れることはありませんが、作品にはそれぞれの窯元の個性が見え隠れする魅力があります。

※手づくり品のため、多少の個体差があります。あらかじめご了承ください。
※陶器は素材の魅力を引き出すため、土の耐火度ギリギリまで焼きこんでいますので、多少の歪みがでる事がございますのであらかじめご理解ください。

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